平和への方法は「愛」
教皇、アンジェラスの祈りで
(2006.1.2)

 

 教皇ベネディクト16世は、1日正午、アンジェラスの祈りを信者と共に唱えられた。

 ローマは雨の元日を迎えたが、今年最初の祈りの集いが行われたバチカンは、教皇の祝福を受けようとする人々でいっぱいとなった。

 一年の最初の日、すべての祝福の源である幼子イエスを腕に抱いた、神の母聖マリアを見つめるよう招かれた教皇は、ベトレヘムで天使が羊飼いたちに告げたことを「すべて心に納め、思い巡らしていた」マリアのように、長い歩みにおける様々な状況の中で、みことばを大切に観想していく教会の使命を強調された。

 同時にこの日記念される世界平和の日に触れられた教皇は、この日を制定されたパウロ6世を思い起こす一方、「平和は真理のうちに」という今年のテーマは、ヨハネ23世の不朽の回勅「地上に平和を」にある教え、「真の平和の基礎としての真理」に再び注目したものであると紹介された。

 教皇は、平和という賜物を受け取るためには、イエスにおいて啓示される真理に自分自身を開くことが必要と述べ、イエスが教える平和のあるべき姿とその方法、すなわち「愛」を学び、イエスが示す真の平和への道、対話・赦し・連帯を実践することの大切さを説かれた。

 そして、教皇は、人々が福音のメッセージに心を開き、兄弟愛と平和のうちに過ごせるよう、新しい一年を聖母に託されると共に、皆に平和と恵みを祈られつつ新年の挨拶をおくられた。

 

 

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