教皇、移民への連帯呼びかけ
日曜正午の集いで
(2006.1.15)

 

 教皇ベネディクト16世は、バチカンで15日、日曜正午のアンジェラスの祈りの集いを持たれた。

 ローマは冷え込みの厳しい一日となったが、晴れ渡った空のもと、聖ペトロ広場は大勢の巡礼者でにぎわった。

 祈りの前の説教で教皇は、この日の典礼の福音朗読箇所(ヨハネ1、35−42)にあるイエスと最初の弟子たちとの出会いに触れながら、信仰の歩みの中で絶えずイエスを求め、イエスと出会うことの大切さとその喜びを説かれた。

 また、この日はカトリック教会の「世界移民・難民の日」であることを紹介された教皇は、現代世界の「時のしるし」としての移民現象が、強制的・合法・非合法・就労就学目的と多岐にわたっていることを指摘。これらの現象が民族・文化の尊重を必要とする一方で、移民らを社会の一員として受け入れて行く上での困難も相変わらず存在する現実を示された。

  そして、こうした中で教会はこの時のしるしを前向きに受け止め、神の似姿である人間に対するあらゆる差別・不正・軽蔑を克服していかなければならないと、移民への連帯を呼びかけられた。

 

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