教皇ベネディクト16世は、19日、フィンランドのルーテル教会の使節団を迎えられた。
同使節は、「キリスト教一致祈祷週間」と、フィンランドの保護聖人で、北欧へのキリスト教の布教に大きな役割を果たした、聖エリックの祝日(19日)を記念してバチカンを訪れた。
教皇は、実り多いエキュメニカル対話の機会としての同使節の例年の訪問はもとより、現在も継続しているスウェーデンとフィンランドのルーテル教会とカトリック教会からなる対話委員会の作業に期待を表された。
そして、教皇は、キリスト教一致祈祷週間において一致が神の恵みであることの認識を深め、これからも絶えずこの恵みを神に願い続けましょうと呼びかけられた。
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