教皇ベネディクト16世は、27日、コンゴ民主共和国の司教らとお会いになった。
同国の司教らは、今月半ばから定期訪問のためにバチカンを訪れている。使節は地域別に２グループに分かれ、この日教皇がお会いになったのは第一班。
司教たちへの挨拶で教皇は、ここ数年の相次ぐ闘争で同国民の記憶に刻まれた深い傷を推し量られながら、暴力が続く中、司教団が勇気と責任感をもって発した平和へのメッセージの大きな価値を認められた。
そして、同国が民主化に向けて決して容易ではない道のりを歩みだした今、すべての善意の人々が揺るがぬ希望を持って同国の平和と兄弟愛の確立に貢献できるよう、平和と和解推進の過程を見守り続けて欲しいと司教らに励ましをおくられた。
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