教皇ベネディクト16世は、2日「主の奉献」の祝日に、奉献生活者のためのミサをとり行われる。
カトリックの典礼暦は、2月2日に、イエスが生後40日後に神殿で神に捧げられたことを記念する「主の奉献」を祝う。また、この日は教会にとって、「世界奉献生活者の日」でもある。これは、神に生涯を捧げて生きる奉献生活者(修道者)たちが、その召し出しの恵みに感謝し、自らの奉献を新たにすることと、すべての人に奉献生活の意味と価値を知らせることを目的にしている。1996年、教皇ヨハネ・パウロ2世によって制定された同記念日は今年で第10回目を迎える。
現在、世界の奉献生活者数は100万人以上で、そのうち約2割が男性、約8割が女性。
夕方5時半より、バチカンの聖ペトロ大聖堂で行われる教皇ミサには、ローマや各地から大勢の奉献生活者が参加する。儀式の始めには、ろうそくの火の祝別と行列が行われる。
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