教皇庁「人類共存には相互尊重必要」
宗教風刺画問題で
(2006.2.4)

 

 イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を欧州の新聞社らが掲載した問題で、教皇庁は信者たちの宗教的感情を害するために表現の自由が主張されるべきではないとの声明を、広報局をとおして発表した。

 「人権宣言に裏づけられた思想と表現の自由は、信者の宗教的感情を侮辱する権利を含まない。これはあらゆる宗教について言えること」とするこの声明では、「人間の共存は、民族と国家間の平和を促すための相互尊重を必要とするもの」であり、「他者に対するある種の行き過ぎた批判や嘲笑は、認容しがたい挑発ともなりかねず、このような道は民族間の傷を癒すことにつながらない」とも述べている。

 また、一方で「ある個人、ある報道組織からもたらされた侵害の責任が、そのまま関係国の公共機関に負わされることはない」とし、「暴力的な抗議行動は遺憾」であり、宗教の真の精神を欠き、平和への脅威ともなりうる不寛容を、どちらの立場においてもあってはならないものと訴えている。

 

vatican radio

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