教皇、宣教師の死に
宗教間の対話と民族間の平和訴え

一般謁見
(2006.2.8)

 

 教皇ベネディクト16世は、バチカンで8日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

 会場の8千人収容のパウロ6世ホールは、世界各国からの巡礼者で満員となった。

 謁見前半の教皇によるカテケーシス(教会の教えの解説)では、夕べの祈りの考察として、旧約聖書・詩編第145番の後半が取り上げられた。

 教皇はこの中で、愛にあふれた注意深い王であり、人々の近くにおられ、特に弱く貧しい者に愛を注がれる神の姿に注目された。

 後半、巡礼者への言葉で、教皇は先日トルコで殺害されたローマ教区の宣教司祭、アンドレア・サントーロ神父を思いおこされた。

 教皇は、昨日の夕方にサントーロ神父からの1月31日付の手紙を受け取ったことを明らかにされた。そして、教皇は同神父の司祭精神とキリストと人々への愛を反映するその手紙を深い感動を持って読まれたこと、手紙の内容はオッセルバトーレ・ロマーノ紙に公表されるであろうことを告げられた。

 教皇は、この静かで勇気ある福音への奉仕者の魂を主が受け入れ、彼の生命の犠牲が異なる宗教間の対話と民族間の平和に奉献するものとなるようにと、深い祈りを捧げられた。

 → 教皇一般謁見・カテケーシス

 

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