2006年版教皇庁年鑑:
世界のカトリック人口最新統計
(2006.2.18)

 

 世界のカトリック教会と教皇庁における一般情報や人事をまとめた「教皇庁年鑑」の2006年版がこのほど完成し、18日、教皇ベネディクト16世に提出された。

 「教皇庁年鑑」は、国務省統計局によって毎年編纂されている。

 2006年版によれば、2005年から現在までの間に、教皇によって司教座15、首都大司教座1、使徒座管理区1が設立された。この間、世界で任命された新司教は170人。

 また、最新年鑑の統計資料では、2003年から2004年にかけてのカトリック人口の推移と内訳が明らかにされている。

 同統計によれば、2004年の世界のカトリック信者は約10億9千8百万人で、2003年の10億8千6百万人と比較して千2百万人(1.1 %)増加した。しかし、この間の地球全体の人口増加を考慮すると、100人の住民に対しカトリック信者が占める割合は2003年に17.2%であったのに対し、2004年には17.1%と、わずかながらも減少している。

 一方、世界の司祭数の増加傾向は続き、2004年は405.891人で前年比較441人の増加となった。全司祭のうち、およそ3分の2が教区司祭、3分の1が修道司祭。司祭の増加はアジア、アフリカで多く、アメリカ、オセアニアは横ばい、ヨーロッパでは減少を見せた。

 永久助祭は1978年から増加の一途をたどっており、2004年では32.324人と、2003年に比べて2.5%の増加。

 司祭を目指す神学生の数は2004年は113.044人で、前年の112.373人より大きく増加。ここでもアフリカ、アジアでの増加が顕著で、ヨーロッパでは召命の減少が懸念される。

 

 

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