教皇ベネディクト16世は、27日、今年4月9日の「世界青年の日」に向けてメッセージを発表された。
教皇ヨハネ・パウロ2世によって1986年から始められたカトリック教会の「世界青年の日」(教区レベル)は、毎年聖週間初日の受難の主日に記念される。また、これらと平行して、「世界青年の日大会」(国際レベル)が数年ごとに開催されている。
第21回を迎える今年の「世界青年の日」のテーマには、2008年にシドニーで行われる国際大会への準備の一環として「あなたの御言葉はわたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯火」(詩編119, 105)が選ばれている。
教皇は今回のメッセージの中で、「御言葉を通して現れる神の慈愛に満ちた存在は、恐れの闇を追い散らし、困難の時にも歩みを明るく照らしてくれる灯火です」と記され、手探りで進んでいる人類の闇を、キリストへの信仰をもって明るく照らし出そうと若者たちに呼びかけておられる。
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