教皇、バチカン放送局を訪問
スタジオから祝福と挨拶
(2006.3.3)

 

 教皇ベネディクト16世は、3日、バチカン放送局を訪問、スタッフらとの交流を持たれた。

 バチカン放送局の開局75周年を記念して行われたこの訪問で、教皇はスタジオや各番組編集局など広い局内の様々な部署を訪れ、ジャーナリスト、編集者、技術者、管理・事務関係者など、放送局の営みに関わるすべての人々に励ましを与えられた。

 放送局に到着された教皇は、まず、生放送中のスタジオを訪問された。「スタジオ3」と呼ばれるこの放送室は、前教皇ヨハネ・パウロ2世が枢機卿であった時代にポーランド語課の番組のために30本以上のインタビューを残した場所でもある。このたび、最新機器の導入と共に改装され、「カロル・ヴォイテーワ枢機卿スタジオ」と新たに命名されたこの放送室を、教皇は祈りと聖水をもって祝福された。

 そして、同スタジオで生放送中のスタッフらの招きに応じて、教皇はマイクの前にお着きになり、「バチカン放送をお聞きのすべての親愛なる兄弟姉妹の皆さんに、主の平和と喜びがありますように心からお祈りします」と祝福と挨拶をおくられた。

 教皇はさらに「今放送をお聞きの皆さんが真理をめぐる偉大な対話に加わることができますように。世界には様々なメディアがありますが、その中には対立する声も聞かれます。しかし、重要なのはキリストの真理のために真剣に奉仕する声があるということ、そしてこうして世界の平和と和解に奉仕する声があるということです」と話され、バチカン放送が「真理の声」であり続けるよう期待された。

 続いて教皇は、40カ国語にわたる言語別番組の各セクションを移動され、ジャーナリスト、番組編集・製作者らと言葉を交わされた。教皇は各番組の紹介に耳を傾けられ、スタッフらが製作したCDや本などを受け取られた。

 また、途中、放送局内の礼拝堂に入られた教皇は、一般職の職員らと小さな祈りの集いを持たれた。

 最後に教皇は小ホールで行われた当放送局開局75周年を祝う公式の挨拶で、「皆さんの使命は、教皇の言葉と教皇庁の出来事を伝えることを通して、ローマと世界を結ぶことです」と励ましをおくられ、1時間半にわたる訪問を終えられた。

 

 

vatican radio

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