第2バチカン公会議の公文書の一つ、『教会の宣教活動に関する教令(アド・ジェンテス、宣教活動教令)』の発布から40周年を記念した会議がローマで開催される。
『教会の宣教活動に関する教令』は、公会議終了間際の1965年12月7日に、『現代世界憲章』など他の3つの公文書と共に発布された。同教令の中心的メッセージは、神から派遣され福音を述べ伝える「宣教者としての教会」の姿を示し、聖職者から信者まで教会を構成するすべての人々に世界の隅々まで福音をもたらすよう招くことにある。
教皇庁立ウルバノ大学で9日から11日まで開催される記念会議では、この宣教活動教令を再読すると共に、同教令発布から40年の宣教の歴史を振り返り、今日の宣教の現状と未来に向けての課題を考察する。
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