教皇ベネディクト16世は、11日、教皇庁移住移動者司牧評議会議長、濱尾文郎枢機卿の定年による退任願いを受理され、当面、同評議会議長職と教皇庁正義と平和評議会の議長職を統合する旨を明らかにされた。
教皇はこれに伴い、教皇庁移住移動者司牧評議会の新しい議長として、レナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿(現正義と平和評議会議長)を任命された。
また、教皇は、文化・学術分野で活躍する人々と様々な宗教の代表者間の対話をさらに促進する目的で、当面、教皇庁諸宗教対話評議会と教皇庁文化評議会の議長職を統合することを発表された。
そして、これに従い、教皇庁諸宗教対話評議会議長として、ポール・プパール枢機卿(現文化評議会議長)を任命された。
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