教皇ベネディクト16世は、13日夕、エジプトのムバラク大統領とお会いになった。
教皇はバチカン宮殿に大統領を迎えられ、個人会談を持たれた。
両者の会談は和やかな雰囲気のもと、およそ30分に及んだ。この中では教皇庁とエジプト・アラブ共和国の友好関係、また同国における諸宗教の関係についての状況が確認された。
さらに、会談は中東平和の安定にテーマを移し、イラクやイランの情勢をめぐり掘り下げた意見交換が行われた。