インドのゴアで、教区司祭のエウセビオ・フェラオ神父が殺害された。
フェラオ神父は、ゴアの聖フランシスコ・ザビエル教会の主任司祭を務めていた。
アジアニュース(PIME)によれば、同神父は17日から18日の間の夜、何者かによって枕を使って窒息死させられた。
犯人は現在のところ不明だが、同神父は17日の晩、司祭館を訪ね宿を求めた2人の男に、夕食を食べさせ宿泊場所を提供しており、警察は彼らを事件の手がかりを知る者と見ている。
殺害の動機も現段階では明らかになっていない。小教区の信者たちの話では、同神父は平和のための活動に取り組んでおり、地元新聞にもこの地域で起きる宗教を理由とした暴力についてよく意見を発言していたという。
ゴアは諸宗教が平和的に共存している地域だが、最近になって宗教に結びつく暴力行為が増加しており、カトリック共同体も教会の十字架を破壊されたり、聖堂を荒らされるなど、たび重なる攻撃の対象となっているという。
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