教皇ベネディクト16世は、今年5月の世界召命祈願日に向けたメッセージを発表された。
カトリック教会は毎年復活節第4主日を世界召命祈願日とし、司祭や修道者への神の招き(召命)に、多くの人が応えることができるよう教会全体が祈りを捧げる日としている。1964年、教皇パウロ6世によって制定された。今年は5月7日に記念される。
教皇はメッセージで、教会の中にイエスご自身の現存を表し伝えていく者としての司祭のかけがえのない使命、また、神の真理の深い観想、貧しい人々、病者、若者たちへの奉仕を通し、キリストに完全に従う者として生きる修道者の特別な存在を強調されつつ、教会が司祭と修道者の召命を豊かに得られるよう祈られている。
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