教皇ベネディクト16世は、6日、イスラエルのペレス元首相とお会いになった。
両者の会談では、聖地の平和問題をめぐり、国連決議の尊重と和平合意の進行状況の点から話し合いが行われた。こうした背景の中、教皇とペレス氏はあらゆる形のテロリズムを非難することで一致した。
また、イスラエルとバチカンの間で1993年と1997年に調印された合意に照らし、イスラエルと同国内のカトリック教会の関係についても意見が交換された。
ペレス氏はこの席で教皇をイスラエル訪問に招待した。