教皇、現聖ペトロ大聖堂建設開始500周年祝う
レジナチェリの祈りで
(2006.4.18)

 

 教皇ベネディクト16世は、復活の月曜日、17日正午、滞在先のカステルガンドルフォの離宮でレジナチェリの祈りを唱えられた。

 レジナチェリ(アレルヤの祈り)は、イエス・キリストの復活を聖母と共に寿ぐ賛歌で、復活節にアンジェラスの祈り(お告げの祈り)の代わりに唱えられる。

 この集いのために、祈りの会場である教皇離宮の中庭はもとより、丘の上の小さな町全体が復活祭の休暇を利用して訪れた人々でいっぱいとなった。

 祈りの前の説教で、教皇は「キリストは復活された、アレルヤ!」と「キリスト教の最も素晴らしい知らせ」を繰り返され、キリストの復活のために聖母の喜びがいかほどであったかを思いながら、聖母と一致しつつ復活祭の霊的喜びを生きるように招かれた。

 そして、聖母がイエスの受難の日々に付き添ったように、この喜びの時においても私たちを導き、私たちが主の愛のうちに成長し、主の平和の使徒となれるようその助けを祈られた。

 また教皇は、ユリウス2世が1506年4月18日に新しい聖ペトロ大聖堂(すなわち現在の大聖堂)建立のための最初の石を据えてから翌日でちょうど500年を迎えることを紹介。使徒ペトロの墓の上にこの類まれなる大聖堂を望んだ歴代の教皇たちと、その天才をもって大聖堂を建設・装飾した数々の芸術家たち、さらに芸術と信仰の傑作である大聖堂の管理に日々奉仕するファブリカ・ディ・サン・ピエトロ(同大聖堂管理局)関係者に感謝と賞賛を表された。

 教皇はこの喜ばしい機会に、キリストの光が輝く聖なる教会を築くためにすべての信者が「生ける石」となるよう励ましをおくられた。

 

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