教皇ベネディクト16世は、教皇選出一周年を記念した19日、水曜恒例の一般謁見の席で人々の日頃の支えに感謝の言葉を述べられた。
この特別な日に行なわれた謁見のために、ドイツの大巡礼団をはじめ、世界各国から6万人以上の参加者がバチカンの聖ペトロ広場に詰め掛けた。
教皇は謁見中のカテケーシスの始めに、ご自分の教皇選出からはや一年が経過したことを感慨を持って思いおこされ、この間の神の大きな助けに、また世界中の人々の祈りと愛情に心からの感謝を表された。
そして、これからも教会の柔和で揺るがぬ司牧者でいられるよう、引き続き祈りによって支えて欲しいとすべての信者に願われた。
一般謁見の後、教皇はここ数日滞在しておられるカステルガンドルフォの離宮に戻られた。
![]() |
|||
|