神のいつくしみの主日:
教皇、東方教会の復活祭に
お祝いの言葉
(2006.4.23)

 

 教皇ベネディクト16世は、バチカンで23日正午、レジナチェリの祈りを信者と共に唱えられた。

 復活祭から一週間後の日曜日、教会の暦は「神のいつくしみの主日」を記念した。教皇は祈りの集いの中で、復活節第2主日を神のいつくしみに捧げることを欲された故ヨハネ・パウロ2世を思い起こされた。

 好天に恵まれたこの日、バチカンは復活祭と同様の人出を記録、世界各国の巡礼者たちが広場や周辺にあふれた。中でもこの朝、バチカンの近くのサント・スピリト・イン・サッシア教会でアンジェロ・コマストリ大司教司式による神のいつくしみの主日のミサにあずかったイタリア各地の信心会の人々の姿も多く見られた。ヨハネ・パウロ2世は、1993年、同教会に神のいつくしみ霊性センターを置かれている。

 教皇は説教で、「神のいつくしみの信心」を広めた聖ファウスティーナ・コヴァルスカ修道女の霊的体験をさらに人々の信仰生活に生かすために「神のいつくしみの主日」を創設されたヨハネ・パウロ2世が、摂理的にまさにその主日の前夜に神の御手の中に帰られたことを思い起こされた。

 そして、いつくしみ深い神の愛の神秘をその教皇職の中心とされた故教皇は、「神のいつくしみの信心」が決して二次的なものではなく、キリスト教の信仰と祈りをさらに補うものであることを示そうとされたと述べられた。

 また、教皇はこの日復活祭を迎えた東方教会の兄弟たちにお祝いの挨拶をおくられると共に、セルビア、ルーマニア、ブルガリアなど先日の水害に苦しむ人々のために祈られ、被災地への支援を呼びかけられた。

 

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