教皇ベネディクト16世は、8日、教皇庁宣教援助事業の関係者とお会いになった。
宣教援助事業は、福音宣教省に属する組織で、信仰弘布会、宣教地司祭育成会、児童福祉会、宣教師連合の4つの部門からなる。世界に宣教精神を推進することを主眼に、宣教者の育成、その活動の支援、宣教地の教会への援助などを行なっている。
宣教援助事業の責任者たちからなる評議会は、このたび定例総会を行い、同組織の新規約などを採択した。
教皇は関係者との出会いで、19世紀半ばの発足以来、世界の隅々で普遍の宣教精神を養い、それぞれの地方教会で急務とされる司牧課題に貴重な協力奉仕を続ける同事業の仕事に感謝と励ましの言葉をおくられ、神の愛を兄弟たちに伝える使命をこれからも熱心に果たして欲しいと願われた。
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