オランダとイタリアで
2人の修道女の列福式
(2006.5.15)

 

 オランダとイタリアにおいて、2人の修道女の列福式が行われた。

 このたび福者の列に加えられたのは、神の御心のイエス・カルメル修道女会創立者、聖ヨセフのマリア・テレーザ修道女と、十字架聖体礼拝修道女会の我らが主イエス・キリストの受難のマリア修道女。

 マリア・テレーザ修道女は、13日オランダのルールモント大聖堂でユトレヒト大司教アドリアヌス・シモニス枢機卿による式の中で、また、マリア修道女は、14日イタリアのナポリ大聖堂で教皇庁列聖省長官ホセ・サライヴァ・マルティンス枢機卿による式の中でそれぞれ列福された。

 2人の新福者の略歴は以下のとおり。

 聖ヨセフのマリア・テレーザ修道女
  (1855−1938)
  本名アンナ・マリア・タウシャー・ヴァン・デン・ボッシュ。プロイセンのブランデンブルク地方サンドゥ(現ポーランド領)の厳格なプロテスタントの家庭に生まれた。様々な困難を乗り越えカトリックに改宗。神の御心のイエス・カルメル修道女会を創立、ベルリンの路上の貧しい子どもたちの世話をはじめ、孤独な老人や移民、労働者など、特に家のない人々への奉仕に一生を捧げた。

 我らが主イエス・キリストの受難のマリア修道女
  (1866−1912)
  本名マリア・グラツィア・タラッロ。ナポリ生まれ。幼少時から深い精神性に恵まれた。キリストの受難と聖母の御悲しみに特別の信心を持ち、永久聖体礼拝と厳しい苦行を特徴として創立されたクレマーノの十字架聖体礼拝修道女会に、25歳の時、両親の反対を押し切り入会。20年間の観想修道生活を愛と献身と償いに生き、すべての祈りと苦しみを司祭たちの聖化のために捧げた。幻視、脱魂、聖痕、預言などを体験し、神秘家として知られた。

 

 

 

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