教皇、ポーランド司牧訪問に出発
ワルシャワで歓迎式
(2006.5.25)

 

 教皇ベネディクト16世は、25日、ポーランドへの司牧訪問に出発された。

 教皇の海外司牧訪問は、昨年8月、世界青年の日(ワールドユースデー)ケルン大会出席のためドイツを訪れて以来、今回で2度目。ただし前回の訪問は前任のヨハネ・パウロ2世によってあらかじめ設定されていたもので、このたびのポーランド行きは、現教皇ご自身が決定された最初の海外訪問ともいえる。実際、教皇は登位直後から、同国訪問の希望を述べておられた。

 28日まで4日間にわたるポーランド滞在で、教皇は首都ワルシャワを出発点に、チェンストホーヴァの聖母巡礼聖堂、故ヨハネ・パウロ2世の生地ワドヴィッツェや、同教皇が青年期から大司教時代までを過ごした古都クラクフなどを訪れる。また滞在中のもう一つの重要な柱として、アウシュヴィッツ強制収容所跡の訪問がある。

 教皇は、25日朝、ローマを出発され、ワルシャワに同日午前11時到着。微笑みながら特別機のタラップを降りる教皇を、カチンスキ大統領夫妻をはじめ教会関係者やたくさんの市民が歓迎した。

 空港で行なわれた歓迎式の挨拶で教皇は、この訪問は敬愛する前教皇ヨハネ・パウロ2世への感謝の旅であると共に、故教皇の生涯とその司牧的軌跡をたどる旅であると述べ、これを機会に同国の信者らの信仰がいっそう強められることを期待された。

 教皇の到着と同時にポーランド中の教会が喜びの鐘を響かせた。空港からワルシャワ市内に向かう道のりでは大勢の市民が手を振り、温かい歓迎のうちに教皇の司牧訪問が始まった。

 

 

vatican radio

strumenti di navigazione links & sourcesprofessional servicewho we arethe Pope's voicebroadcasts on demandlive broadcasts

 

 

 

 



















 

 

 

 

 







 


 



 

 

trasmissioni in direttatrasmissioni on demandlink e fontilink e fontichi siamola voce del papa