教皇ベネディクト16世は、3日、英国のブレア首相の訪問を受けられた。
教皇と同首相の会談では、政治・社会における宗教の役割が話題の中心となり、宗教間の共通価値が、特にイスラム穏健派をはじめとする諸宗教の対話に連帯や平和などのテーマにおいて重要な貢献をしていることが浮き彫りにされた。
このほか、アフリカにおける諸民族の平和的共存と発展を国際共同体があらゆる形で支援していく必要性が確認された。
教皇は会談後、ブレア首相の家族ともお会いになった。