ドイツにおけるサッカー・ワールドカップ開催にあたり、開幕日の9日午前、ミュンヘンの大聖堂でエキュメニカルな祈りの集いが行なわれた。
この集いはドイツのカトリック司教協議会と福音教会の共催、同国のキリスト教諸教会のワークコミュニティーの協力によるもので、諸教会からの代表のほか、ケーラー独大統領や政府関係者、独サッカー連盟代表らが参加した。
カトリック独司教協議会会長カール・レーマン枢機卿は、競技が人間の尊厳を尊重するものであるよう望むと共に、フェアプレイの精神を強調、サッカーW杯がオリンピックのように民族間の対話に貢献するものとなるよう呼びかけた。
また、ドイツ福音教会評議会議長のウルフガング・フーバー司教は、サッカーが共同参加の価値を教えるものとなるよう期待していると述べた。
ドイツのキリスト教諸教会は、ワールドカップが「出会いともてなしの祭典」となることを願い、W杯開催中、全国の試合開催地で様々な行事を予定している。
![]() |
|||
|