教皇ベネディクト16世は、26日、フィリピンのアロヨ大統領の訪問を受けられた。
両者の会談は非常に和やかな雰囲気のもとに行われ、この中でフィリピン大統領は特に、先週24日、洗礼者聖ヨハネの祝日に署名されたばかりの死刑廃止法について説明された。
また、大統領は国民の最も貧しい層に特別な配慮をし、同国の調和ある発展を目的とした憲法改正計画を教皇に示した。
さらに、会談の中では同国のイスラム教徒との対話や国内の平和化について希望的な意見が述べられた。
最後に大統領は、キリスト教精神は同国の立法の中にも反映されていることを強調した。
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