教皇ベネディクト16世は、29日、使徒聖ペトロ・聖パウロの大祝日のミサに続き、正午にアンジェラスの祈りの集いを持たれた。
この中で教皇は、同大祝日を振り返り、キリストの使徒、教会の柱である2聖人の殉教が、キリストの信仰への一致した証しとして、真の意味でローマの教会を誕生させることになったと述べると共に、世界に散らばる神の民の司牧に奉仕するペトロの後継者、教皇の特別な役務を強調された。
また、緊迫を増すイスラエル・パレスチナ情勢を憂慮される教皇は、人質の一刻も早い解放と、人々が希求する平和のために、責任ある和解への努力を呼びかけられた。
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