イラクと聖地の平和のために祈ろう
教皇、日曜正午の集いで
(2006.7.2)

 

 教皇ベネディクト16世は、2日、日曜正午のアンジェラスの祈りを信者と共に唱えられた。

 冒頭の講話で教皇は、現在バレンシアで開催中で、8日(土)、9日(日)に頂点を迎える第5回世界家庭大会への抱負を述べられ、世界のすべての家庭が愛といのちの共同体となり、その中で信仰の火が世代から世代へと受け継がれるようにと、聖母に大会の成功を託された。

 集いの後半では、教皇は盲目的な暴力による残忍な大量殺戮が広がるイラクと、ここ数日の危機がさらに深刻化している聖地の状況に触れられ、正義と、誠実で信頼に値する平和への努力を訴えられた。

 そして、教皇は、主が皆の心を照らし、すべての人々を尊重した平和な共存を築くことができるよう、信頼に満ちた忍耐強い祈りを信者たちに呼びかけられた。

 教皇はまた、ロシアの諸宗教評議会の主催によりモスクワで翌3日から5日まで行われる宗教指導者サミットにおいて、モスクワ総主教の招きでカトリック教会も使節を派遣することを紹介された。

 アレクセイ2世はじめすべての参加者に挨拶を送られた教皇は、文明間の対話と、より正しく平和な世界の秩序の追究を推進するこの会合で、皆の誠実な取り組みによって、相互尊重と理解のうちに具体的な協力分野を見出すことができるようにと、サミットの実りを祈られた。

 

 

vatican radio

strumenti di navigazione links & sourcesprofessional servicewho we arethe Pope's voicebroadcasts on demandlive broadcasts

 

 

 

 



















 

 

 

 

 







 


 



 

 

trasmissioni in direttatrasmissioni on demandlink e fontilink e fontichi siamola voce del papa