教皇ベネディクト16世は、11日、ホアキン・ナヴァロ・ヴァルス広報局長の引退願いを受諾され、後任としてバチカン放送局総局長フェデリコ・ロンバルディ神父を任命された。
ナヴァロ・ヴァロス氏の長きにわたる寛大な奉仕に教皇は深い感謝を表された。
ナヴァロ・ヴァルス氏は、1936年、スペイン・カルタヘーナの生まれ。医師、ジャーナリストとして活躍し、1984年、教皇ヨハネ・パウロ2世よりバチカンの広報局の責任者として迎えられた。以来,22年間、2代の教皇のもとで「教皇の声」としての重責を果たした。
バチカンの新しいスポークスマンとなるロンバルディ神父は、1942年、イタリア・サルッツォの生まれ。1960年、イエズス会に入会。1972年、司祭叙階。「チヴィルタ・カトリカ」副編集長、イエズス会イタリア管区管区長などを経て、1991年、バチカン放送局番組局長に。2001年からはバチカンTVセンターの総局長を兼任し、2005年にバチカン放送局総局長となった。
ロンバルディ神父は、新しい任務に平行し、バチカン放送局とバチカンTVセンターの総局長を兼任する。
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