アジアにおけるエキュメニズムの現状を考察する5日間のセミナーが17日よりソウルで始まった。
教皇庁キリスト教一致推進評議会(議長:ウォルター・カスパー枢機卿)と、アジア司教協議会連盟(FABC)エキュメニカル・諸宗教問題委員会、そして韓国司教協議会の共催で行なわれるこのセミナーは、「キリスト教一致の追求:今日までの進展はいかに」をテーマに、アジアの司教らと教会関係者に地域のエキュメニカル関係の現状を考える機会を提供するもの。
ソウルでのセミナーは、これまでナイロビ(2005年7月3日〜9日)、ダカール(2005年7月10〜16日)、サンパウロ(2005年9月19日〜22日)で行なわれた同様の企画の一環をなすもので、今後フィリピンでも2007年にセミナー開催が予定されている。
セミナーでは、各国のエキュメニズムをめぐる状況や、それに対するアプローチ、司牧的対応などが発表・討議される。
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