今月11日から始まった教皇ベネディクト16世のヴァレ・ダオスタでの夏期休暇もすでに2週間が経過、あと数日を残すところとなった。
休暇の間、短い外出を除いては、教皇は多くの時間をレ・コンブの山荘で過ごされたが、読書、研究、執筆に加え、特に、中東情勢の急速な悪化のために日々情報を追われ、平和アピールと祈りに専念されることとなった。
教皇はここ数日、トリノ大司教をはじめとする司教らとお会いになったほか、9月から新しい国務長官となるベルトーネ枢機卿、広報局の新局長ロンバルディ神父とも打ち合わせを行なわれた。
28日(金)には、教皇は同地を後にされ、ローマ郊外のカステルガンドルフォの離宮に移られる。
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