教皇ベネディクト16世は、28日夕、北イタリア、ヴァレ・ダオスタでの休暇を終えられ、ローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に向かわれた。
教皇は今月11日より夏期休暇のため、イントロ市レ・コンブの山荘に滞在しておられた。
出発前、教皇はアオスタ司教をはじめとする教会関係者、ヴァレ・ダオスタ州、イントロ市の行政代表者、また滞在中の警備を担当した警察関係者らに挨拶をおくられた。また、集った地元市民らとも別れを惜しまれた。
夕方、教皇はアオスタ空港からローマへ特別機で発たれた。到着後は、直接カステルガンドルフォの離宮に入られた。
30日（日）より毎日曜日、教皇は正午の祈りの集いを持たれる他、水曜恒例の一般謁見も定期的に行なわれる予定。
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