28日夕、休暇のために滞在しておられた北イタリアのヴァレ・ダオスタから、ローマ郊外のカステルガンドルフォの離宮に到着された教皇ベネディクト16世は、歓迎のために集った市民たちに挨拶をおくられた。
カステルガンドルフォの教皇離宮はこのところ正面外壁の修復を行い、かつての明るい黄色を帯びた壁の色をよみがえらせた。教皇は普段は離宮の別の入り口を使用されるが、この日は離宮の美しい外壁と磨かれたブロンズの扉をご覧になるために、正面へと回られた。
離宮正面の広場には市民や巡礼者が詰め掛け、教皇を温かく歓迎、教皇も笑顔で応えられた。宮殿に入られた教皇は広場に面した窓から人々に挨拶を述べられた。
教皇は、修復を終えた外壁をご覧になったことはもとより、美しいカステルガンドルフォの町に滞在する喜びを表され、数週間を皆と共に平和と主の祝福のうちに過ごすことができるようにと祈られ、人々に祝福を与えられた。
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