インドネシア:
教皇、カトリック3被告の
死刑執行停止願う
(2006.8.12)

 

 教皇ベネディクト16世は、11日、インドネシアのユドヨノ大統領に宛て、スラウェシ島での暴動の責任者として死刑を宣告されている3人のカトリック信者の刑執行の停止を願う電報を送られた。

 教皇は、国務長官ソダノ枢機卿を通し送られたこの電報で、「人道的観点、また事態の特殊性」から被告らに対する寛容を求め、多くの機会を通し死刑制度反対を訴えてきたカトリック教会の立場を明らかにされた。

 3被告は、1998年から2001年にかけて同国東部スウェラシ島で起きたイスラム教徒とキリスト教徒との紛争(ポソ紛争)で中心的役割を負ったとして死刑が宣告され、その執行が12日に迫っていた。

 被告らは判決を不正な裁判によるものと訴え、裁判のやり直しを求めており、刑の執行を前に、カトリック共同体をはじめ、様々な非政府組織、イスラム教指導者代表らや、プロテスタント教会連盟などが執行停止や恩赦を嘆願するデモやアピールを行なっていた。

 3人の死刑執行が翌日に迫った11日深夜、インドネシア政府の法務・治安関係者は執行の延期を発表。しかし、これは17日の独立記念日を前に数日の延期を決定したに過ぎないと述べている。

 

vatican radio

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