教皇ベネディクト16世は、第57回イタリア典礼週間の関係者にメッセージをおくられた。
今年の同週間は、「世界の希望、イエス・キリストを祝おう」をテーマに、典礼を通し信者が生活の中で福音を証しする力を得られるようにとの目的のもと、北イタリア・ヴァレーゼで今月21日から25日まで行なわれた。
教皇は、国務長官アンジェロ・ソダノ枢機卿を通して送られた参加者へのメッセージで、すべての人の希望の源としての典礼行為の意味を考える時、何よりも希望の基礎にあるキリストの死と復活の出来事に注目しなければならないと指摘。
キリスト教的希望を保ち、活かし、証しするためには、復活のイエスを祝い、観想する必要があるということを信者たちにわかりやすく伝えるべきと、司牧的助言を述べておられる。
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