教皇ベネディクト16世の指導のもと、教皇の教授時代の元学生たちによる神学研究会が、1日カステルガンドルフォの離宮で開かれた。
この研究会は教皇ベネディクト16世がレーゲンスブルク大学の神学教授であった時代より生徒たちと共に始められたもので、その後ラッツィンガー教授がミュンヘン大司教、そして教皇庁教理省長官に任命されてからも続けられていたもの。
教皇は現在の座に登位されてからもこの研究会の維持を切に希望され、昨年もイスラム教をテーマに集いが開催された。
今年の研究会のテーマは「創造と進化」。このテーマは、教皇の教授時代の弟子の一人である現ウイーン大司教ショーンボーン枢機卿によって参加者らに告知され、今は聖職者や教授・研究者となっている教皇の教え子たちが集い、3日間にわたる神学的議論に専念した。
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