教皇ベネディクト16世は、9日(土)より、ドイツ・バイエルン地方に出発される。
これは同教皇の海外訪問としては、昨年8月のドイツ・ケルン、今年5月のポーランド、7月のスペイン・バレンシアに続いて4度目。バイエルン出身の教皇にとっては、登位後初めての故郷訪問となる。
今回の旅行のモットーは「信じる者は決して独りではない」。教皇はこの訪問を通して同国の人々の信仰を目覚まし励ますことを目的とされている。
訪問は9日(土)から14日(木)までの6日間。この間教皇は教皇が大司教を務めておられたミュンヘンとフライジング、バイエルンのキリスト教信仰の「心臓」とも呼ばれる聖母巡礼地アルトエッティング、教皇の生誕地マルクトル・アム・イン、教皇が大学で教鞭を取られていたレーゲンスブルグなどを訪れる他、両親の墓をたずねたりされる。
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