ドイツ・バイエルン訪問中の教皇ベネディクト16世は、12日、教授時代を過ごされたレーゲンスブルグで、中身の濃い一日を過ごされた。
ドナウ湖畔の古都レーゲンスブルグは教皇にとって大変思い出の深い都市。教皇は1969年から1977年まで、レーゲンスブルグ大学で神学の教授をされ、副学長も務められた。
教皇は午前中、同市郊外のミサを行なわれた。ミサには30万人の信者が参加。教皇は説教で、憎悪や狂信主義のために神のイメージを破壊する現代の傾向に憂慮をされ、愛である神、人間の顔を持った神を観想するよう人々に招かれた。
午後から教皇はかつて教鞭をとったレーゲンスブルグ大学で、学者・研究者たちとの出会いを持たれた。
また、夕方は同市の大聖堂でエキュメニカルな夕べの祈りの集いを持たれた。
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