ソマリアで殺害の修道女の葬儀
ナイロビで
司教「共に生きることは可能」
(2006.9.21)

 

 ソマリアのモガディシュで殺害されたレオネッラ・スゴルバーティ修道女の葬儀が、21日、ケニア・ナイロビの教会で行なわれた。

 葬儀にはソマリアとケニアの政府・教会関係者をはじめ、ケニアでも長年宣教していたレオネッラ修道女を知る一般の人々が大勢参列した。

 ミサの中で参列者らは、レオネッラ修道女の赦しの心と、共に命を落とした護衛のソマリア人男性モハメド・マハモドゥ氏の犠牲を深く胸にとめた。

 レオネッラ修道女が所属していた慰めの聖母宣教女会のマザー・ガブリエラ・ボーノ総長によれば、マハモドゥ氏はイスラム教徒で、修道女らの外出時の護衛にあたっていたが、銃撃を受けたレオネッラ修道女をかばおうとして、自らも犠牲になったという。マザーは、ソマリアにおける平和と兄弟愛を共に夢見つつ、違いの壁を乗り越えて自らの命を投げ出したマハモドゥ氏の究極の行為を忘れてはならないと述べた。

 ミサを司式したジブチとモガディシュの司教、ジョルジョ・ベルティン師は、「国籍も宗教も異なる2人の死は、私たちが共に生きることが可能だと教えてくれる」と参列者に説いた。

 

vatican radio

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