教皇、小教区の再生は
キリストとの一致から
(2006.9.22)

 

 教皇ベネディクト16世は、22日、教皇庁信徒評議会の会議参加者とお会いになった。

 同評議会(議長:スタニスラオ・リルコ大司教)は、21日から3日間の日程で第22回定例総会を開催。「小教区の再発見、再生への道」をテーマに、小教区が世俗化し大きく変化する社会・文化の中で出会う様々な問題を見つめ、その中でいかに使命を果たし、その役割を再発見するかを考察している。

 会議には、同評議会関係者のほか、世界各国から招かれた聖職者や信徒らおよそ60人が参加した。

 教皇は、小教区を活動面から考える時、同評議会の過去の総会でテーマとしてきた小教区の神学的・司牧的観点を切り離すことはできない、と参加者への挨拶で指摘。小教区の本質は、「使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心(使徒言行録2,42)」で「すべてを共有する(同4, 32−35)」エルサレムの初期キリスト教共同体の姿にあるとおりであり、熱心に祈り、みことばに耳を傾け、ミサに参加するならば、小教区は一致と兄弟愛のうちにこの体験を再び生きることができるだろうと述べられた。

 キリストとの不断の一致から、小教区は貧しい人たちを始めとする兄弟たちへの奉仕に取り組む活力を得ることができると述べた教皇は、教会という大きな家族の中の一つの家族である小教区の成長を願われた。

 

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