教皇「観光が人間的・精神的豊かさ
増す機会となるように」
(2006.9.26)

 

 教皇ベネディクト16世は、27日の世界観光の日に向けメッセージをおくられた。

 今年の世界観光の日は「観光は豊かさ」をテーマとしている。

 このメッセージで教皇は、観光が特に観光国にとって大きな財源であると同時に、人々の就職にも貢献、人々の交流を可能にし、さらに美術や工芸を推進する上でも役立っていることを指摘される一方で、観光がもたらす豊かさをただ単に経済的・物質的な面からとらえることがないように促された。

 教皇は、観光は、富の分配、文化的対話、自然や芸術との触れ合い、異なるメンタリティー、伝統や宗教との出会いなどを通して、何よりも真の人間的・社会的発展に貢献するものでなくてはならないと述べ、人間や自然・文化を保護する観光のあり方を教育する必要を関係業界や教育機関に呼びかけられると共に、観光が人間的・精神的豊かさを増すための機会となることを願われた。

 教皇庁移住移動者司牧評議会(議長:レナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿)も同記念日へのメッセージを先月発表している。

 

 

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