教皇ベネディクト16世は、バチカンで5日、オーストリアのハインツ・フィッシャー大統領とお会いになった。
両者の会見は大変和やかな雰囲気のもとに行われ、この中では同国の社会におけるカトリック教会の活動や、ヨーロッパの文化・精神のアイデンティティーとしてのキリスト教がテーマとされたほか、諸宗教・文化間の対話の重要性が強調された。
また、教皇は、大統領からのオーストリアの聖母巡礼地マリアツェルへの招待を快く受けられた。
フィッシャー大統領は、続いて教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿とも会談した。
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