教皇ベネディクト16世は、13日、イタリアのロマーノ・プローディ首相の訪問を受けられた。
教皇とプローディ首相の会談では、教皇庁とイタリアの相互関係におけるテーマとして、特に生命倫理、命や家族の価値の保護・推進、諸宗教・文化間の対話、青少年の教育問題などが話し合われ、最後に、中東やレバノンを始めとする世界情勢、ヨーロッパにおけるキリスト教精神の重要性などについても意見が交換された。
同首相との会談の後、教皇は随行のイタリア政府代表者らともお会いになった。
また、プローディ首相は教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿とも会見した。
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