教皇ベネディクト16世は、4日、バチカンの聖ペトロ大聖堂で、この1年間に亡くなった枢機卿、司教らのためにミサを捧げられた。
全世界のカトリック教会で、昨年11月から今年10月にかけて亡くなった枢機卿は8人、司教は124人。この中には今年6月2日に帰天した日本の松永久次郎司教(福岡教区長)も含まれている。
教皇ミサには、故人らの親族や教会関係者を始め、大勢の信徒が参列した。
ミサの中で教皇は、キリストに忠実に従い、「私にとって生きるとはキリストである」という聖パウロの言葉を実践した人々として亡き枢機卿と司教らを思い起こされ、心から冥福を祈られた。
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