教皇ベネディクト16世は、9日、教皇庁国際聖体大会委員会のメンバーらとお会いになった。
聖体大会は、聖体への愛を高めることを目的とした聖職者と信徒の集会で、国際レベルのものと各国レベルのものがある。同委員会(議長:ジョセフ・トムコ枢機卿)は、このたびローマで定例会議を開催し、2008年にカナダのケベックで予定されている第49回国際聖体大会の準備を進めると共に、2004年メキシコでの国際大会(開催地:グアダラハラ)や、2005年イタリア全国大会(開催地:バーリ)の体験に基づく意見を交換した。
教皇は関係者への挨拶で、世界の様々な場所で開催される聖体大会が、聖体の重要さをよりいっそう認識し、聖体を積極的に生活の中心に据えていくための機会となるよう願われた。
また、教皇は昨年の世界代表司教会議(シノドス)の議題を受け、今後、聖体をテーマにしたシノドス後の使徒的勧告が発表されることを予告され、この文書が次回の国際聖体大会にも役立つことを期待された。
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