教皇ベネディクト16世は、10日、キプロスのタソス・パパドプロス大統領の訪問を受けられた。
教皇と大統領の個人会談では、現在のキプロスの現状および、国際的役割を含めた将来的展望について意見が交換される中、特に、宗教上の自由を享受し同国で活発な様々なキリスト教共同体の状況についても話し合われた。
また、ヨーロッパをめぐっては、統合のテーマや文化・宗教間の対話が取り上げられた。
さらに、国際情勢の話題では、先のレバノン紛争の際、キプロスが避難民の受け入れに貢献したことにも言及した。
同大統領はこの後、教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿と会談した。
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