教皇ベネディクト16世は、17日、教皇庁キリスト教一致評議会のメンバーとお会いになった。
同評議会(議長:ウォルター・カスパー枢機卿)は、このほど「変革期にあるエキュメニズムの状況」をテーマに会議を行なっていた。
教皇はこの席で、第2バチカン公会議後40年間の神学的・精神的レベルにおけるエキュメニズム対話の歩みを振り返り、「沈黙は交わりの言葉となり、キリスト者間の兄弟愛は再発見され、対話と協力、共通の祈りと、連帯の中に再び結ばれるようになった」とその進歩を評価された。
そして、教皇は今後も諸教会と信仰の真理と愛に基づく対話を推進することができるようにと、関係者を励まされた。
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