教皇ベネディクト16世は、25日、イタリアの教会広報誌の関係者とお会いになった。
イタリア・カトリック週刊誌連盟(FISC)は、1966年の発足から今年で40年を迎え、現在、各教区発行の広報誌をはじめとする162誌が加盟している。
教皇は同連盟下のジャーナリストや編集者たちへの挨拶で、カトリック雑誌の目的は、真理と希望のメッセージを伝えることにあると述べられ、西欧がその文化の源としてのキリスト教精神から遠ざかる傾向がある今日、福音の精神をもって世論に働きかけることの大切さを説かれた。