聖フランシスコ・ザビエル生誕500年を記念する一連の行事が、3日、スペイン、ザビエルでの閉幕式とミサをもって終了した。
昨年12月2日から始まった「ザビエル年」は、アジアの偉大な宣教者、聖フランシスコ・ザビエル(1506−1552)の誕生から5世紀を祝うもので、この間、スペインはもとより、ザビエルゆかりの国々で様々な記念行事が行なわれた。
特に、4月7日のザビエルの生誕日には、教皇特使やスペイン王室関係者ら出席のもと、荘厳ミサが捧げられたほか、同月22日、教皇ベネディクト16世はバチカンで、イエズス会会員や協力者たちからなる巡礼団にお会いになった。
最終行事として、ザビエル巡礼地付属の新ホールで行なわれた閉幕式には、パンプローナ大司教はじめ、ナヴァラ地方の教会関係者やイエズス会関係者らが出席、実り多い1年を感謝と共に振り返った。
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