ギリシャ正教会のクリストドロス・アテネ大主教は、教皇ベネディクト16世訪問のため、今月中旬バチカンを訪れる。
教皇庁広報局の発表によれば、クリストドロス大主教の訪問は、今月13日から16日。大主教は、2005年4月、前教皇ヨハネ・パウロ2世の葬儀のためローマを訪れているが、教皇への公式訪問は今回が初めてとなる。
教皇は14日(木)に大主教と会見される。
サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂で行なわれる儀式では、聖パウロがつながれていたとされる貴重な鎖の一部が大主教に託される。また、教皇庁立ラテラン大学では、名誉博士号がおくられる。
この他、大主教は訪問中、ローマのバシリカやカタコンベなどを巡礼の予定。
![]() |
|||
|