教皇「アフリカ大湖地域に
平和構築の努力を」
(2006.12.19)

 

 教皇ベネディクト16世は、ナイロビで開かれたアフリカ大湖地域をめぐる国際会議にメッセージをおくられた。

 これは、2年前の「大湖地域の平和と安定、民主主義、発展に関するダルエスサラーム宣言」後、行なわれた第2回目の国際会議で、バチカンからはルイジ・トラヴァリーノ大司教を特使とする使節とケニアの教皇大使アラン・ポール・ルボーピン大司教が出席した。

 議長国ケニアのムワイ・キバキ大統領に宛てたメッセージの中で教皇は、無数の人々があまりに長い間苦しみすぎたこの地域に平和をもたらすため、ダルエスサラーム宣言の内容の実行を関係国政府に呼びかけられた。

 同宣言が目指す平和、民主主義、経済発展、人間と社会の推進という4要素は、各要素が互いに支え合ってこそ実現可能なものであると述べ、目標到達のために政府と市民が寛大さと勇気、忍耐をもって取り組む必要性を強調された。

 平和構築のためのカトリック教会の協力を約束された教皇は、貴重な時間やエネルギー、資源が武力闘争に費やされてしまったこの地域に、安定した真の平和を基礎に、豊かな人材や天然資源、そして国際社会の協力が加わるならば、大湖地域は現在の困難を乗り越え、人々に尊厳ある希望の未来を与えることができるだろうと、励ましを与えられた。

 

vatican radio

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